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2010年5月

2010年5月31日 (月)

時代は変わる

世の中には常識というのがある。知らないと恥ずかしい国民共有の知識や態度などだ。

しかし、時代と共に常識は変化するモノでもある。例えば、戦前と戦後の常識の違いなど。しかしながら、なぜ常識が変化するのかは分からない。原因が不特定多数によるものかと思う。

私が尊敬する年配の独立左派の方に聞いた話だが、30年前ぐらいのバブル前だと、日本はアメリカの属国や植民地などと言っても、大抵の人は鼻で笑っていた感があったらしい。

20年前ぐらいだろうか。バブル崩壊後には、日本はアメリカの属国や植民地などと言ったら、大抵の人はそんな考え方もあるんだね、みたいな感じだったらしい。

10年前ぐらいだろうか。失われた10年を経験した日本人に、日本はアメリカの属国や植民地などと言ったら納得し理解する人が徐々に出てきたようだ。

今現在、普天間問題を見た日本人に、日本はアメリカの属国や植民地などと言ったら、否定できる国民はいるのだろうか?

10年後の私たち日本人は、日本はアメリカの属国や植民地などと言ったら、抵抗するしかないと国民一丸となって鼓舞しているのだろうか?

20年後の私たち日本人は、日本はアメリカの属国や植民地などと言ったら、独立戦争も辞さないほど誇りある国民へとなっているのだろうか?

30年後の私たち日本人は、日本はアメリカの属国や植民地などと言ったら、10年前の話でしょ?と言えるような国民へとなっているのだろうか?

「属国・日本」が国民共有の知識となり、「自主独立」が国民共有の態度となることを切に願う。

普天間「5月末決着」問題の総括

 まず結果から。アメリカ帝国の巨大な権力を新政権と国民にありありと見せ付けた。そして鳩山は政治生命を絶たれた。これが一番の大きな事実だと思う。

 アメリカ帝国はこれからも日本を支配するために、新政権の「隠れ」自主独立派の政治家や官僚を炙り出すために、海外移転という「ニンジン」をぶら下げたと考える。2ch用語で言えば「釣り」だ。

 私は鳩山が「5月末」決着を言ったのは確信があったと思う。腹案は海外移転だったと考える。妄想だが、5月末で海外移転=グアム・テニアンに合意するとアメリカは裏で騙まし討ちの打診をしたのではないのか?

 アメリカ帝国にとって辺野古は小さな問題だ。ジュゴン問題もあるし、どうせ海兵隊はグアム・テニアンに移住するから。

 アメリカ帝国にとって大きな課題は政権交代した与党・民主党を、これからも自民党のように支配できるかどうかだったと思う。そして今回の普天間問題。自主独立派の柱の1人・鳩山を殺した。なおかつ隠れ自主独立派も炙り出せた。アメリカ帝国はこれから誰を篭絡し誰を殺せばいいのか分かったはずだ。

 今回の普天間問題、いや米日普天間戦争は自主独立派の大敗だと私は考える。しかしながら、多くの国民が普天間問題で属国・日本という現実を垣間見たと思う。真実を知った国民が増えたことが、今の私の救いだ。

 小沢は「第七艦隊」発言で分かるように自分の国は自分で守るという自主独立派。大アジア主義でもあるから、アジア軍事同盟を目論む。もちろん暴君アメリカとの同盟も重視。

 鳩山は「駐留なき安保」発言で分かるように自分の国は自分で守るという自主独立派。しかも安保を土台に議論する気がないのが鳩山。←これ重要。鳩山は小沢と同様、アジアと多国間安全保障を目論む。もちろん暴君アメリカとの同盟も重視。

 小沢も鳩山も役職に興味がない理想主義者。もちろん理想を達成するための現実主義者でもある。

 馬鹿か天才か分からないが鳩山は基地問題や安保問題でどんどん国民を怒らせればいい。外交問題では国民を怒らせて、内政でパンを国民に配れば参院選で民主が下野することはないと思う。

 政治は権力争い。議論は権力争いの一つの手段でしかない。アメリカと日本の政治関係は属国・日本に分が悪すぎる。鳩山は国民の怒りを権力の土台にして、アメリカと交渉すればいいし、鳩山がいなくなっても国民の怒りがある限り、それを土台に他の政治家がアメリカと交渉できる。

 駐留基地が日本の安全保障を支えていると考えているのは、ただの幻想。同盟と駐留基地は別問題だから。むしろコントロールできない他国の軍隊が自国にあること自体が危険。安全保障の要は自国の軍事力と、地政学から見た同盟関係と、その同盟の軍事力と、その同盟の条文。

 基地問題の対米交渉で必要なのは国民の怒り。国民の怒りが無くなれば、そのまま永遠に属国・日本で終了。

 今回の普天間問題でどの政治家が自主独立派であり、既得権益派であるかが分かった。ある種の踏み絵みたいなもの。

 国民としては既得権益派が誰かが分かったのかが大きい。しかしながら、アメリカ帝国と既得権益派も誰が自主独立派か分かったはず。これは国民にとって大きなマイナス。

 自主独立派は素性を隠したゲリラ的な闘争でしか戦えない。自主独立派と素性がバレれば、真っ先に帝国から攻撃される。鳩山や小沢みたいにね。

 今回の普天間問題で素性を明かした自主独立派の政治家は知恵が足りなかったと思う。真に残念。国民運動として素性がバレた自主独立派の政治家を守らなければならないと思う。

 また、素性を明かした自主独立派の政治家の中で、小沢のように攻撃されても生き残る政治家は本物の自主独立派。攻撃されないで生き残るような自主独立派の政治家は裏取引した可能性がある。裏切り者かもしれないので注意。

 最後まで馬鹿なふりして素性を明かさなかった政治家が一番知恵があったと思う。政治の一寸先は闇でしかないし。

 とりあえず国民の自主独立の気運が高まらないことには、まだまだ属国・日本から抜け出せないことだけは分かった。くやしいなぁ。

 今回、自主独立派は大敗したが、落ち込んで入られない。「次の戦い」があるからだ。

 自主独立派の国民がすべきことは、普天間「5月末決着」問題で国民の信用を失った鳩山に、粘り強く「県外移設」「国外移設」を突きつけることだと思う。

 政治家は権力争いにより妥協するかもしれないが、納得できない国民が妥協する必要はまったくない。また、国民が属国という立場に妥協したら、日本の命運は終わりだ。

 アメリカ帝国からの無理難題な「命令」交渉は、怒れる国民の声無しには交渉のテーブルに座ることすらできない。なぜなら「カード」がないからだ。怒れる国民の反米感情という「カード」があって初めて、アメリカ帝国からの無理難題な「命令」と交渉ができる。

 鳩山には悪いが日本の自主独立への「生贄」になってもらう。

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